■秋学期スタート
太田ゼミでは10/3から秋学期の活動がスタートしました.本年度秋学期本ゼミのおおまかなスケジュールは以下の通りになっています.
10月:3年生による個々の研究内容に関連した先行論文の要約・プレゼン
11月:同上+4年生の卒論途中経過プレゼン
12月〜:同上
■活動内容
10/3の活動内容です.
3年生阿部と山口による,先行論文の要約・プレゼンテーションを行い,先生とともに議論しました.
阿部:Do Matching Frictions Explain Unemployment?(2012 Pascal Michaillat)
2011年にノーベル経済学賞を受賞したDiamond-Mortensen-Pissarides型のJob-Searchモデルの欠陥を指摘し,更に拡張させた論文です.American Economic Reviewに掲載された画期的な論文ですが,太田先生いわく「ほんとかよーという気がします」とのことでした.
山口:Employment Consequences of Employment Protection Legislation(2011 Per Skedinger)
国をまたいだ「一般的な」解雇規制について書かれた最新の論文です.国の違いによる文化的制度的側面を取り払ったときに,解雇規制が強化されることで実体経済がどのような影響にさらされるのかをリサーチクエスチョンとして掲げています.